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突然の案内 [息子の毎日]

息子は通信制高校で学んでいます。
知的障害がないタイプの自閉症スペクトラムを持つ息子は、小中と特別支援学級で学んできたので、進学を希望しても普通に進学できませんでした。

聴覚過敏など息子特有の感覚の違いは、集団生活を送ることが難しかったですし、書字障害があることで板書きは非常に困難です。
会話は普通にできるし、興味のある事は驚くぐらいの知識を持っているので、パッと見ただけでは困難さを抱えていることはなかなか理解してもらえません。

通信制高校を選択したのは、より高度な専門知識を学ぶために専門学校に行きたいと思った時、高校を卒業していないと行けないからです。
また、少数で学べることや関わる人の数が少ないこと、通学にバスだけで通えることも理由でした。

そうして進学した今の学校ですが、非常に残念なことに生徒数の減少から、来春から運営母体が変わり教室が移転することになってしまいました。

案内をいただいた時は非常に驚き、とても不安になりました。

「あと1年なのに。」
「急にこんな事言われても。」
「変わった先で息子を受け入れてもらえるのか。」

…そんなことばかり考えてしまいます。


昨日は説明会に息子と出席しました。
学習のシステムや学費などは、現行と大きく変わることはないようです。
カリキュラムは現行のものに、もっと楽しめる体験型授業やキャリア教育にも力を入れてくれることがわかりました。
不登校だけでなく発達の違いからくる多様な教育にも対応できるとの話もありましたし、興味のある事を一緒に楽しむ時間を今より増やしたいとの話もありました。
生徒でバンドを組むとか、フットサルチームを作るとか…
息子は「模型作りがやりたい」とアピールしてきましたけど。

勉強だけでなく、学校を「居場所」として選択できる場に、と考えてみえるようでした。

通学は「バス+地下鉄」になりますが、乗り換えは1回で済みますし、社会に出る前の練習になる良い機会だとも思えました。



とにもかくにも、お話をうかがって、腹をくくりました。

「通う以上、楽しんで過ごせるようにしていけばいいじゃん。」

「変化があるのは当たり前。怖がらないでチャレンジする気持ちを持とう。」

そう息子と話し合いました。
親がこうなので、息子も特に不安は持たなかったようです。

新しい学校の運営の中心になる方と、少しお話できる時間もあり、夏の「たのしむ展2」に出したプラモの写真などを見てもらえ、模型作りにも興味を示してくださったのが嬉しかったのでしょうね。



で。
難しい話が済んだ後は、名古屋駅に出陣w
息子はプラモやフィギュアをじっくり眺めて帰宅しました。
私は気になっていた模型用品と、お出かけ用のバッグを購入してきちゃいましたけど。

はい。
転んでもただでは起きたくないのですwww
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