息子と剣道

息子が剣道部に入って半年。
近頃、体調を崩して休むこともあり、なかなか先に進めないでいるので、親としては色々とくだらない心配をしてしまい、できない事ばかりを気にしてしまいます 。
昨日でも、「試合が怖いから嫌なんだ。」と言う息子。

・初めての場所や初めての人に、とても警戒する
・大勢の人が集まる場所がとても苦手
・何をしていいか見通しの持てない時間は苦痛
・見よう見まねでは、覚えられない。

こうした息子の特性は、なかなか剣道に馴染めるものではありません。
つい「もう辞めさせた方がいいんじゃないか」と、思ってしまいます。

でも、そんなんじゃダメなんですよね。
あるサイトでお母さんの相談に対するコメントを読んで、気付かされました。

『剣道は勝ち負けだけではない』
『辞めるのはいつでもできる。辛くても続ける事はとても難しい。』


…そうです。
誰もが最初から上手ではありません。
人一倍稽古した人が、上手になるんです。

息子だって、始めた頃より上手になっているし、皆についていけなくて悔しいのは息子自身なんですよね。


『障害があるからできない』のではなく、『成長のスピードがゆっくりなだけ』なんだってこと。


私は焦っていたんですね。
「皆に迷惑かけないように、何とかしなくてはいけない。」って思い込んでしまって…

情けないです…



よ～し！
気持ちを切り替えて、行きますよ～。
息子なら大丈夫！
そう思って、送り出します。

タグ：中学校 剣道部 高機能広汎性発達障害